2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

90°ハイブリッド(9)

試しに以下の回路で計測してみた。 0°端子、90°端子はopen状態で測定。予想としては、両方の端子から反射されるので、IN端子から入ったのはそのままISOL端子に出力されるはずである。 結果が以下。横軸:周波数[MHz]、縦軸:電圧[mV]、青線:ISOL端子、赤線…

90°ハイブリッド(8)

特別研究の報告書に記載する90°ハイブリッドの資料として以下のものを用いる。 http://whites.sdsmt.edu/classes/ee481/notes/481Lecture26.pdf#search=%2790%C2%B0Hybrid%EF%BC%88BranchLine+Coupler%EF%BC%89%27 これをよく勉強し、報告書に役立てていきた…

90°ハイブリッド(7)

前回と同じ条件で計測をする。 但し、違うのは90°ハイブリッドを二つつなげて使用していることだ。 どの回路においても35MHzからきれいな波形が出なくなったので、大体の値で処理した。 0°端子可変 open short 同調 ISOL端子を抽出したグラフが以下 次に…

90°ハイブリッド(6)

90°ハイブリッド1つ使用して動作試験を行った時のまとめを記していく。 動作試験の回路図と「強度ー周波数」のグラフを同時に記す。(縦軸:強度、横軸;周波数) ・90°端子をopen,short,51Ωの抵抗で可変 open short 51Ωの抵抗(=同調状態) それぞれの…

90°ハイブリッド(4)改

ハイブリッドを一個にして計測をした。 方法;周波数による強度の変動を見るために、0°端子、90°端子、ISOL端子に51Ωの抵抗を接続してそれぞれの電圧を計測し、強度を算出した。 0°端子強度=10log10(0°端子[mV]/IN端子[mV]) 90°端子強度=10log10(90°端子…

90°ハイブリッド(5)

ハイブリッドを一個にして特性を測っていく。 方法;IN端子に周波数を可変とする正弦波を入力し、ISOL端子により出力を計測する。この時に、0°端子とISOL端子には51Ωの抵抗をGNDと接続しておく。(GNDに落とす)そして、90°端子を開放、短絡、51Ωの抵抗を接…

90°ハイブリッド(4)

今回も前回と同様に波形を見ていったのだが、開放したときと短絡したときの変化がない。また、同調させることで反射波は出ないはずなのに開放したとき、短絡したときと同じような波形が出てしまう。接触やはんだ付け不良の単純な要因は調べたが、特に問題は…

90°ハイブリッド(3)

今回は、0°端子とISOL端子に51Ωの抵抗を接続して、90°端子を開放、短絡、51Ωの抵抗を接続としたときの反射波を計測した。90°端子に抵抗を接続したときの写真が以下。 結果が以下。横軸周波数で縦軸ISOL/IN 整合が取れていないのが分かる。 何か違うと思うの…

90°ハイブリッド(2)

今回は、下図のような回路で波形を取ってみた。プローブは「0°端子」と「ISOL端子」 前回と同様、発振器上で100mV印加させ、周波数は40MHzに固定した。 抵抗なし 抵抗あり 結果;抵抗があると「0°端子」のp-p値は小さくなり、抵抗なしだと「ISOL端子」のp…