SMA31003(RFamp)(1)

既存のものの特性を調べようとした。

2017-03-08から1日間の記事一覧 - tokken14mriのブログ

のようにアンプ部分をSAM31003に置き換えた。

しかし、強度は出なかった。試しに、BPFのみでやっても強度は出ず、LPF、HPFとばらして計測を行っても強度は出なかった。

次回は、強度が出ない原因を見つけていく。

90°ハイブリッド(9)

試しに以下の回路で計測してみた。

 

f:id:tokken14mri:20171215151452p:plain

0°端子、90°端子はopen状態で測定。予想としては、両方の端子から反射されるので、IN端子から入ったのはそのままISOL端子に出力されるはずである。

結果が以下。横軸:周波数[MHz]、縦軸:電圧[mV]、青線:ISOL端子、赤線:IN端子

f:id:tokken14mri:20171030151704p:plain

だんだんと同じ値になってきているのが分かる。

また、今までと同様に強度を計算したグラフが以下。

f:id:tokken14mri:20171030151908p:plain

90°ハイブリッド(9)

試しに以下の回路で計測してみた。

 

0°端子、90°端子はopen状態で測定。予想としては、両方の端子から反射されるので、IN端子から入ったのはそのままISOL端子に出力されるはずである。

結果が以下。横軸:周波数[MHz]、縦軸:電圧[mV]、青線:ISOL端子、赤線:IN端子

f:id:tokken14mri:20171030151704p:plain

だんだんと同じ値になってきているのが分かる。

また、今までと同様に強度を計算したグラフが以下。

f:id:tokken14mri:20171030151908p:plain

90°ハイブリッド(8)

特別研究の報告書に記載する90°ハイブリッドの資料として以下のものを用いる。

http://whites.sdsmt.edu/classes/ee481/notes/481Lecture26.pdf#search=%2790%C2%B0Hybrid%EF%BC%88BranchLine+Coupler%EF%BC%89%27

これをよく勉強し、報告書に役立てていきたい。

軽くまとめて、実施点検表の

「RFハイブリッドの入出力特性を計測し、その動作について理解を深める」

という部分を100パーセントにしていく。

次の指示があるまで、上記の資料をまとめていく。

 

 

また、今年の4月から5月にかけて行ったAD9851基板の製作において、資料整備がされていないということだったので、のちの人たちが一目で何を作っていたのか分かるように軽くまとめた。

 

また、AD9851をシャーシで組み上げる、ということでまずは仮想のシャーシ(アルミ板)にAD9851基板(ユニバーサル基板)をくっつけた。長さ的にはちょうどいい感じになった。

90°ハイブリッド(7)

前回と同じ条件で計測をする。

但し、違うのは90°ハイブリッドを二つつなげて使用していることだ。

どの回路においても35MHzからきれいな波形が出なくなったので、大体の値で処理した。

 

0°端子可変

open

f:id:tokken14mri:20171124150736p:plain

short

f:id:tokken14mri:20171124150743p:plain

同調

f:id:tokken14mri:20171124150748p:plain

ISOL端子を抽出したグラフが以下

f:id:tokken14mri:20171025145904p:plain

次に90°端子可変

open

f:id:tokken14mri:20171124151028p:plain

short

f:id:tokken14mri:20171124151038p:plain

同調回路は同様

ISOL端子を抽出したグラフが以下

f:id:tokken14mri:20171025150054p:plain

 

結果:一つの時と同様に同調回路の場合、強度がほぼ出ていないことが確認できた。

90°ハイブリッド(6)

90°ハイブリッド1つ使用して動作試験を行った時のまとめを記していく。

動作試験の回路図と「強度ー周波数」のグラフを同時に記す。(縦軸:強度、横軸;周波数)

・90°端子をopen,short,51Ωの抵抗で可変

open

f:id:tokken14mri:20171124151406p:plain

short

f:id:tokken14mri:20171124151423p:plain

51Ωの抵抗(=同調状態)

f:id:tokken14mri:20171124151437p:plain

それぞれのグラフのISOL端子を抽出すると

f:id:tokken14mri:20171019154653p:plain

・0°端子をopen,short,51Ωの抵抗で可変

open

f:id:tokken14mri:20171124151346p:plain

short

f:id:tokken14mri:20171124151500p:plain

51Ωの抵抗(=同調状態);同じなので省略

同様にISOL端子を抽出すると、

f:id:tokken14mri:20171019154949p:plain

 

以上の結果から、

ISOL端子の結果を抽出した際に、open、shortの時はある程度の強度が出るが、51Ωの抵抗を接続して同調させることで、ほとんど強度が出ないことが分かった。

次回は、90°ハイブリッドを2個にして、同じような動作実験をしていく。

90°ハイブリッド(4)改

ハイブリッドを一個にして計測をした。

方法;周波数による強度の変動を見るために、0°端子、90°端子、ISOL端子に51Ωの抵抗を接続してそれぞれの電圧を計測し、強度を算出した。

0°端子強度=10log10(0°端子[mV]/IN端子[mV])

90°端子強度=10log10(90°端子[mV]/IN端子[mV])

ISOL端子強度=10log10(ISOL端子[mV]/IN端子[mV])

とした。

回路図は以下。

f:id:tokken14mri:20171016174812j:plain

結果は以下。

f:id:tokken14mri:20171016174855p:plain

周波数帯域としては、2MHzから90MHzまで計測はできた。

出力電圧は、多少の波の変動があったため、上記の結果はデータシート通りの結果になったといえる。

ISOL端子の出力は4~8mVとなっていため、同調していたといえる。