アンプ特性(3)

まず最初に既存のBPF+AMP+BPF+AMPのフィルターのグラフを示す。

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 メールで送られた確認事項を計測しようとしたところ、LPFのコイルが導通しなくなってしまい急遽作り直した。しかし、必要な100nHはないため、82nH+18nHで作ってみた。HPFと組み合わせてBPFにしてグラフにしたものが下図

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ついでにAMPも組み合わせて計測しものが下図

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結果としてAMPを通しても変化しなかった。

ここでメールの確認事項を行ってみた。

1.電源供給について

テスタで5番と2番を計測したところ、DC5Vが供給されていることはわかった。

2. ICが壊れている可能性はないことを確認

既存のICを取り付けたところ上と同じ波形を得た

3. 6番ピンをオシロスコープで計測

以下の写真のようになった。発信器の周波数100MHz、電圧200mVに対してオシロスコープでは以下のようになった。f:id:tokken14mri:20170322164922j:plain

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これから、もう一回作り直した方がいいのか、いまのAMPでは何が悪いのかどちらかを検討していく

自分は以下の写真のように6番ピンを入力、3番ピンを出力に決めた。しかし送られてきた既存のフィルターの写真では1番ピンが入力で4番ピンが出力だった。

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次回は電源に並列なコンデンサを取り付けた新しいフィルターを作ってみる

 

アンプ特性(1)

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このような回路で計測を行った。結果としては、出力の波形には何も反応しなかった。

アンプの回路図は下図で製作したアンプはその下図。

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出力が出なかったのは、電源入力のあとにあるコンデンサが直列につないでしまっていることが原因として考えられる。しかし、そのコンデンサは上図のように緑の基盤につけられないかということだったので、どのようにして上の上の図のようにコンデンサを並列につけていくかを検討していかなければならない。

フィルター動作確認(3)

結果をグラフにして表す。横軸を周波数[MHz]、縦軸を[dB]とした。また、回路図は以下のものを基準にして行った。

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・既存のフィルター:グラフは以下の通り

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・HPFのみの結果

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・回路図における100nHの部分を既存のフィルターのものとは違う100nHを使用したLPFのみの結果

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・回路図における100nHの部分を既存のフィルターのものとは違う100nHを使用したLPF+HPFの結果

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・回路図における100nHの部分を10nH+82nH=92nHを使用したLPFのみの結果

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・回路図における100nHの部分を10nH+82nH=92nHを使用したLPF+HPFの結果

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フィルター動作確認(2)

動作確認をさせた。

まず、既存のもので行ってみた。(LPF+HPF)

signal generatorが4MHzのとき

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70MHzの時

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常に一定だった。

次に、MLK1005SR10JTの100nHがあったので、それを使用した。しかしこれは定格電流が100mAで、使おうと思っていたものは50Aである。

LPFのみ10MHzのとき

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100MHzのとき

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120MHzのとき

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なだらかに減少していた

LPF+HPFとして60MHzのとき

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100MHzのとき

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120MHzのとき

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なだらかに上昇して減少していた

次にLPFの100nHの部分をMLK1005S10NJTの10nHとMLK1005S82NJTの82nHを使って、行ってみた。また、MLK1005S56NJTの56nHはなかったため実験はしていない。

LPFのみ

110MHzのとき

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180MHzのとき

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一定だったが小さく出ていた

LPF+HPFとして100MHzのとき

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180MHzのとき

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一定だったが小さく出ていた

フィルター動作確認

図中のLPFとHPFに分けて実験を行った。

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HPFのほうはうまく出力したが、LPFのほうがうまく出力されなかった。原因としてはコイルが熱により導線状態になってしまった。再度作り直そうと思ったら、もともと5つしか100nHのコイルが残っていなかったので二つしか残っていなかった。解決策として、コイルを直列つなぎまたは並列つなぎにして100nHを作り出す方法がある。しかし、数値が決まっている既存のコイルでは難しい。

型番;MLF1608DR10J  インダクタンス;100nH 

フィルター作成

今回は青い基盤を使ってフィルターの作成を行った。完成したのが下図。

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左がLPF,右がHPF

次回はこれが実際に作動するか確かめる必要があるのでそれぞれ実験をした後、組み合わせて実験をする。